先輩社員の声

測量した無数の点が日本の未来を創っています

池内直哉

第一事業部・主任(2013年 入社)


私の仕事

測量は入社後に習得できる専門技術職です

私の仕事は国土調査(地籍調査・地籍測量)です。簡単に言うと「宅地や山間部の地面を調査し、測量する仕事」です。土地には所有者、地番、地目、筆界(※)がありますが、それらの内容が古くてあいまいだったり、災害等でわからなくなっていたりすることがあります。そうした土地を改めて調査し、測量を行っています。専門用語や専門の機械を使うため難しく感じますが、私も入社後にすべて覚えました。未経験で知識がなくても入社後に習得できる専門技術職です。
測量は入社後に習得できる専門技術職です。
※「筆界」とは、その土地が登記された時点における、その土地と隣地との境界線のこと。

この仕事を一言でいうと

災害復旧を後押しし暮らしを豊かにします

この仕事の必要性を一番強く感じるのは「災害」が起こったとき。日本では毎年のように地震や水害が起こりますが、大きな災害があったとき、国土調査がされていると災害復旧がより早く進みます。また、高速道路やトンネルを新設する際に、山間部の国土調査が終わっていると開発スピードが速まります。

国土調査によって人々の生活をより良くする基盤が作られ、災害復旧もより早く実現できるので、人の役に立つやりがいのある仕事だと思います。


未来の自分

5年後は会社の将来を担う中堅社員に!

主任になって後輩を指導することが増えましたが、5年後はもっとオールラウンドで活躍できるようより多くを経験し、幅広い知識と技術を身に付けたいと思います。先輩方が築き上げてきた信用と実績をより強固にし、この会社の未来を創造していける人材になりたいです。

福利厚生

資格手当は資格取得の励みになります

国家資格である測量士・測量士補をはじめ、業務に役立つ資格はいくつかありますが、これらの資格を取ると毎月の給与に「資格手当」がつきます。通常業務をこなしながら勉強するのは大変ですが、資格を取るほど資格手当が増え、毎月の給与も上がるので資格取得の励みになります。


一日の仕事の流れ

6:00 起床
6:35 出社 現場へ行く準備をします(車両、器材、作業員の配置)
6:45 KY活動を実施後、現場へと出発
8:30 現場到着、作業の準備、作業前のKY・ミーティングを実施
9:00 作業開始
12:00 昼休み
13:00 作業開始
16:30 作業終了
17:00 帰社 その日の作業のデータ整理及び点検作業、明日の作業予定の作成
17:30 退勤

仕事が完了するまで

  • 地籍調査・地籍測量の受注
    主に、官公庁や地方自治体から国土調査の依頼を受ける。
  • 依頼された土地の調査
    所有者・地番・地目・筆界を調査
  • 現地で測量
    現地へ行き、確定した筆界について測量を行う(1チーム2~4人)。
  • データ化
    調査・測量の結果をデータ化する(図面・簿冊等作成)。
  • 納品

チームの安全のためKY活動を実施

調査・測量の現場は山間部が多く、危険箇所もあるため、出発前と現場到着後に必ず「KY(危険予知)活動」を行います。

安全に作業するための注意事項を全員で指差確認し、その日の作業の流れや天候、現場の注意点を班長から班員に伝達した後、作業を開始します。

測量技術は現場で指導

測量は、座学よりも現場で実務を経験したほうが知識も技術も身に付きます。後輩には、測量機器の使い方や測量方法などを現場で一緒に作業しながら教えるようにしています。